困難な中でこそ、感謝を
2020-04-25
 皆様、いかがお過ごしでしょうか。時折、寒の戻りがあるものの、だいぶ春らしい暖かな気候になってきましたね~。教会外階段下のヤマボウシの木も美しい若葉が生え出てきました。少し前に家内が植え替えた教会花壇もマーガレット、サフィニア、パンジー、チェリーセージ、ジャスミン、カラーなどなど。街路樹のハナミズキも見頃に。春の花々でいっぱいです! 教会に集まれず外出も自粛しなければならず、気持ちが暗くなりがちな日々ですよね。主イエス様にその暗い気持ちのままで思いを向け、祈り、支えて頂きたいと思います。これはこれ、それはそれ。一日も早いコロナ感染拡大の収束を願うとともに、春を美しく彩られて私たちを慰め励まし楽しませて下さる神様の御名を讃美致しましょう!「主を喜ぶことはあなたがたの力です」(ネヘミヤ8:10)◆さて、なかなか収束の気配を見せないコロナの蔓延。朝日新聞に、かつて大流行した「スペイン風邪」と呼ばれているA型インフルエンザウイルスについて書かれていました。その記事によれば、約100年前に世界的大流行したスペイン風邪は、1918年春に米国と欧州で感染が広がり、その後1920年まで世界中で猛威を振るった、とのこと。感染が広がり始めてから世界中で猛威を振るうまでが約3年。そしてその後、収束していったということなのでしょうが、収束の仕方も一筋縄ではいかなかったようです。日本国内では何と三度も大流行期が襲ってきたとの記録があるそうです。現在とは人の移動スピードが全然違う時代の話なので、一概には言えない面もあると思います。しかし、世界に蔓延する、感染力の強いウイルスはそう簡単には終息しないようです。もっとも神様が今後どのようにされるかは、私たちには分かりませんが…◆長丁場となるかも知れない。そのような現実の中、私たちは日々の平安を保つために与えられている手段を今一度確認しておきましょう。祈り、讃美、聖書・証の書を読むこと。平安の源であられる神様とつながり続けるためには、これらの要素はなくてはならないもの。これらを地道に実行し続け、この作業を通して平安を個人的に受け取ることをして参りましょう。祈る時には願いごとの他に、前述したような「感謝」の祈りをも、あえて、必ずお捧げしましょう。困難の中でこそ、感謝の祈りを捧げることにより私たちは守られます! 平安が皆様の上に豊かにありますように。
 

名古屋教会牧師 平田和宣
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