数えてみよ主の恵み
2020-06-20
 雨期の真っただ中。「蒸し暑いな~」と思ったら、ガタンと気温が下がったり。気温の激しい変化に身体がついてゆけず、体調を崩されている方もおられるのでは。ご快復をお祈り致します
◆「わたしの魂よ、主をたたえよ。わたしの内にあるものはこぞって、聖なる御名をたたえよ。わたしの魂よ、主をたたえよ。主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない」(詩編103:1~2)。今週も無くてはならぬものを日々お与え下さり、私たちをお支え下さった神様に感謝・讃美をお捧げ致しましょう。「主を喜ぶことはあなたがたの力です」(ネヘミヤ8:10)
◆何でも「あって当たり前」とし、ろくに感謝もしない生き方は、とても寂しい生き方ではないでしょうか。健康、食物、仕事、家族、友人、家、部屋…。置かれている境遇は人それぞれ異なります。あの人にはあるのに、私にはない!とつい羨んでしまうことも。しかしそのままでは折角の大切な貴重な毎日が暗い日々に
◆私が幼かった頃、私たちの教団で働かれていた牧師の中にH先生がおられました。子供たちのためのお話がとても上手で、いつもニコニコ。笑顔を絶やさない先生でした。ある時、人づてにH先生の感謝の習慣を聞いたことが。毎朝起きた時に、両手の指を一本ずつ折り曲げながら、感謝できる事を一つずつ数えているとのこと。まさに「♪か~ぞえよ、一つずつ♪」(希望の讃美歌264「望みも消えゆくまでに」)と讃美歌で歌われている通りです。それを実行しておられたのでした。そして、いつもニコニコ
◆神様に感謝しないということは、人にも感謝しないということに。そのような生き方には、心の潤いはあり得ません。神様はともするとそのような寂しい生き方に迷い込み易い私たちに対し、感謝しながら、主を喜びながら生きるようにと招いて下さっています。そこに人間本来の幸せな生き方があるのではないでしょうか。幼な子のごとく愚直(!?)なまでに、心を低くして感謝しながら生きる日々を送っていきたいですね。何よりも、私たちを救うために御身を十字架で犠牲とされたイエス様に、感謝・讃美をお捧げしながら生きてゆきたいです。ハレルヤ!聖名をたたえます。
 

名古屋教会牧師 平田和宣
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